私達の暮らしと税金
高校生の作文優秀作公開
京都府租税教育推進連絡協議会賞
消費税の必要性

学校法人洛陽総合学院 洛陽総合高等学校 3年
森下 莉緒

 私は税金の必要性について考えました。よく救急車やパトカーを利用する時に使われると聞きますが、普段利用しない側からすると、 ちょっと損した気分になります。ですが、親や、ネットで調べた情報によると、公共で使われる物以外にも、 顔や手を洗う時に使う水道や通学や通勤時に使われる道路など公共事業(暮らしやすい環境)のためにも使われているそうです。 しかしあたりまえのように暮らしていますが、もし税金のない世界に行ってしまったらどんな世界になるか調べてみました。 たとえば、今は無料できてくれる救急車もお金を払わないと運んでくれないし、学校に行くときの道がボロボロ、信号もない、 ごみの収集車が来ないので町はゴミだらけ、地震や自然災害があって大変な状況でもお金を払うまで助けてもらえないかもしれないのです。 税金はいやなイメージがあるかもしれないけれど、いざなくなってしまったらデメリットがたくさんで税金の良さに気付いて税金を払いたくなるかもしれません。 だからみんなも税金の良さに気付いてほしいと思いました。ではそのたくさん払った税金はどんな所に使われているのでしょうか。

 まずは、警察署や消防署、市役所、病院、公園、道路、学校の校舎、机、プール、教科書など他にも医療費、介護、年金、公共施設や公共サービス、 災害復旧、コロナ対策などさまざまな所で払っている税金がかつやくしています。なのでみんなで税金を払い社会を支えていくことが大事だとおもいました。 税金の大切さを知った上でなぜ税金額を上げるのか気になるので調べた所、主に年金や医療など社会保障の財源確保のためだそうです。 簡単に言うと今のうちから私たち現役世代の税負担を少しでも軽減するために「高齢者からも財源を確保する」という意味です。 普段から税のことについて考えないから、あまり税が上がっても「物が高くなった」としか思わないからもっと今の日本はどういう状況かを理解して税のたいせつさや必要さを考えていきたいと思いました。 税の大切さを実感できていないので税のない世界がどんなに苦痛か味わってみたいと思いました。もうすぐで大学生の代なので選挙が始まったりすると思うので、もっと税を学んで今の日本を知りたいと思いました。 税作文を書くにあたって親と税はどんなものか話をしていると、私を妊娠していたとき体調が悪くなり、救急車を呼んで運ばれたことがあるそうです。ちょっとでも遅れていたら危ないと言われたそうです。 もし、その時に税金というものがなかったら、私は命をおとしていたのかもしれません。今生きていられるのも親や社会の皆さんが税金を払ってくれているおかげなので税金という存在にも払ってくださっている 皆様にも感謝しないといけないなと思いました。私はバイトもしているのでちょっとでも町を救えれてたらいいなと思います。